スパイス紹介

ナツメグ(Nutmeg)

ひとつのニクズクという植物から、【ナツメグ】と【メース】という2種類のスパイスがとれるユニークなスパイスです!!!

今回は主に馴染み深い【ナツメグ】を中心に紹介していきます!!!

そもそもナツメグとは?

学名:Myristica fragrans

別名:ニクズク

科名:ニクズク科ニクズク属

原産地:東インド諸島、モルッカ諸島

利用部分:種子の仁(核)

栽培方法:高さ12m以上にもなる常緑樹で、花が咲いた後6~9週間ほどたつと実がなり、地面に落ちたものを収穫する。

加工工程:種の一番外側の、メースになる部分を取り除き、種を4~6週間、中のナツメグがカラカラと音を立てるようになるまでかんそうさせる。完全に乾いたらナツメグを取り出す。

このニクズクという植物からは、ナツメグと共に、「メース」というスパイスもとれます!

実の種の中の核(仁)の部分が【ナツメグ】で、

種の周りを覆う仮種皮の部分が【メース】です。

ナツメグとメースは香りも味も似ていますが、メースの方がより上品な味わいがあります。

穏やかな仕上がりにしたいときは【メース】を、

臭み消しなどしっかり効かせたいときは【ナツメグ】がおすすめです。。

ナツメグの風味

ナツメグの利用法(料理)

ナツメグを料理に使う場合にはこんな感じです!

利用法(料理):東南アジアや中国、インド、ヨーロッパと、世界中で非常によく使われているスパイス。挽肉料理に臭み消しに最適で、ハンバーグ、ロールキャベツ、ミートボールなどの臭みを消して、ほのかな甘い香りをつける。シチューやマッシュポテト、オムレツ、グラタンなどの乳製品を使った食材との相性もいい。

また、クッキーやジャム、コンポートなどお菓子にも向き、シナモンと一緒に使うと風味がアップする。

ホワイトソース、マッシュポテト、ホットミルクなど、乳製品を加熱したときに出る特有の臭みや苦みですが、ナツメグやメースを使うとこれが消えて、甘みが残り、味が締まります。

ナツメグの利用法(薬用)

ナツメグを薬用に使うとこんな感じ!!

利用法(薬用):西洋よりも東洋でよく使われ、気管支炎やリューマチ、おなかの張りなどの薬に処方されている。

また、アーユルヴェーダ(インド大陸の伝統的医学)では小腸の吸収力を高めるのに最良のスパイスといわれている。

香水や石鹸、シャンプーなどにも使われています。。

注意点

大量に服用すると幻覚を見たり眠気をもよおすことがあるので注意。

妊娠中には使用しない。

です!

量が過ぎると死亡することもあるので、充分に注意したいですね。。。

ナツメグの歴史

  • 6世紀にはナツメグもメースも、隊商によってアレクサンドリアに運ばれていた。
  • 同じころにナツメグは中国では消化器疾患の薬に、インドやアラブ諸国でも消化器官のほか肝臓や皮膚の病気の薬にも使われていた。
  • ヨーロッパには十字軍によって持ち込まれたと考えられていて、当時はお香として用いられ、料理に使われるようになったのは16世紀にポルトガル人がスパイス諸島での貿易を拡げるようになってからのこと。
  • やがて18世紀末までには銀や木、骨などで作ったおろし金と一緒に持ち歩かれるようになり、調味料として料理にはもちろんのこと、ホットエールなどの香りづけに使われた。

 という感じです。

スーパーなどでも売られていて、割と日本人にも馴染みがあるスパイス、ナツメグ。。

ハンバーグなどに入れる人も多いのではないでしょうか?

また料理だけでなく、ホットサイダー、ホットワイン、エッグノッグ等、ドリンクにも風味づけに使われています!

今回はそんなナツメグについて紹介しました!!!

ABOUT ME
td(ティーディー)
元イタリアン料理人。 コロナ禍によって独立の夢断たれる。 紆余曲折を経て、間借りカレー屋として独立を画策中。 スパイスに関しての情報を発信していきます!!