人や物を引き付ける不思議な魔力があると信じられていたキャラウェイ。。
惚れ薬や媚薬の材料だったことから「愛情のスパイス」ともいわれています!!
今回はそんな不思議なスパイス、キャラウェイについて紹介します!!!
そもそもキャラウェイとは?
学名:Carum carvi
和名:ヒメウイキョウ(姫茴香)
科名:セリ科キャラウェイ属
原産地:西アジア、ヨーロッパ
利用部分:種
栽培方法:二年草で植物で、80cmほどの高さになる。2年目の夏に実が熟したら茎から刈り取る。
加工工程:種を振り落として乾かす。
となっております。
クミンに外観が似ているので、クミンと混同したり、意識的に偽って使われたりすることもあるみたいなので注意が必要です!!
キャラウェイの風味
独特のほろ苦い甘みと爽やかな風味
穏やかな香りは比較的誰にでも好まれるので、シードをそのまま食べたり、肉料理、魚料理、野菜料理、パンやお菓子などさまざまな料理に使われています。。!
キャラウェイの利用法(料理)
キャラウェイを料理に使う場合にはこんな感じです!
フルーツや野菜と一緒に使うとレモンのような味がでます。。
利用法(料理):ドイツやハンガリー、オーストリアではパンやソーセージやコンビーフに使う。酸味の成分を持つことから酸っぱい料理との相性がよく、ピクルスやドイツのキャベツの酢漬け「ザワークラウト」やサワー種のパン(酵母。ライ麦のパンによく使われる。)に加える。スープやチーズ、フルーツを使ったデザートの味付けにも使われる。また、パウダーはクッキーなど焼き菓子に少量加え、独特の風味をつける。
リキュールにも使われ、ドイツやオランダの「キュンメル酒」、スカンジナビアの「キャラウェイブランデー」などが有名です。
イタリアンでは使うことが無かったスパイスですが、知ってたら使っていたかもしれないですね~。フェンネルともまた違うし、前菜のマリネ(魚や野菜)から魚介のスープ、デザートやドレッシングなんかにも使えそうな気がします。牛肉のラグーソース(ミートソース)のパスタにも!!
キャラウェイの利用法(薬用)
キャラウェイを薬用に使うとこんな感じ!!
利用法(薬用):おなかの張りや腹痛、気管支炎に効くといわれている。アーユルヴェーダ(インド大陸の伝統的医学)では興奮・刺激作用もあるといわれている。
精油はうがいや口の洗浄用に、また香水や石鹸にも使われています!!
注意点
特に知られていない。
キャラウェイの歴史
- スイスの古代住居跡からキャラウェイシードが発見されたことから、ヨーロッパの有史以前からあるスパイスとみなされている。
- 古代エジプト人にとってキャラウェイは象徴的な意味を持ち、悪霊を退けるために墓にシードを入れていた。
- ヨーロッパでは中世から栽培されていた。
- 紀元1世紀のローマの美食家アピシウスはその著書のなかで、キャラウェイで野菜料理の味付けをすることを勧めている。
という感じです。
同じセリ科のクミンと似ているため、フランス語で「牧場のクミン」、英語で「山のクミン」と呼ばれることもあるみたいです。。
見た目本当に似ています。。!
風味は違いますが。。。!!
そして名前的になんか高貴な感じがするのは自分だけでしょうか、、。?笑
今回はそんなキャラウェイについて紹介しました!!!