もはや一般的過ぎてスパイスというと違和感があるかもしれないガーリック。。
日本人にもお馴染みなこのスパイスは、非常に古くからその効能もふまえて食べられてきました。。!
今現在世界中の料理にとって欠かせないスパイス。。
今回はそんなガーリックについて紹介します!!!
そもそもガーリックとは?
学名:Allium sativum
和名:ニンニク(大蒜)
科名:ユリ科ネギ属
原産地:アジア
利用部分:球根
栽培方法:多年生球根植物で、高さ約60cmに育つ。葉の半分ほどが黄変したら、球根を収穫する。
加工工程:球根を日の当たらない涼しい場所に10~20日間保存し、水分含有量を20%ほど減らす。
となっております。
生食はもちろん、乾燥、粉末、ペースト状など用途別にさまざまな形で市販されています。
ガーリックの風味
刺激のある香りと辛みは、加熱すると香ばしくまろやかになる
ガーリックの刺激的な匂いと辛みは、切ったりおろしたりして細胞組織を破壊することによって生まれる「アリシン」という成分によるものです。
ガーリックの利用法(料理)
ガーリックを料理に使う場合にはこんな感じです!
ご存じガーリックは世界中で様々な料理に使われています!!
利用法(料理):肉類の臭み消しに絶大な効果を発揮するだけでなく、肉、魚、野菜、卵と、何にでも使え、旨味がアップする。生や乾燥させたもの、揚げたもの、オイル漬けなどさまざまな状態で使えるので、ドレッシング、下味つけ、仕上げ、煮込み、炒め物、揚げ物など本当に幅広く使える。多くのアジア料理ではタマネギ、ショウガと合わせて中心的な存在になっている。また、生のガーリックの刺激的な匂いや辛みは、加熱によって無くなって旨味が残るので、用途によって使い分けるとよい。
アーリオオーリオペペロンチーノに代表されるように、イタリアンではガーリックを多用します。バーニャカウダにジェノベーゼ、トマトソースに煮込み料理、ほんと逐一使います!!!
ただイタリアンだけでなく世界中の料理に必須なスパイスですね!!!
家に欠かせないスパイスです。。。!
ガーリックの利用法(薬用)
ガーリックを薬用に使うとこんな感じ!!
利用法(薬用):強力な抗菌作用、抗ウイルス作用、抗酸化作用で、滋養強壮効果はもちろん、高血圧や動脈硬化などの生活習慣病予防、菌類による感染症予防にも用いられる。
ガーリック特有の香りは「アリシン」という成分で、ビタミンB1と一緒に摂取すると、脳の活性化や疲労回復効果が表れます。。
注意点
胃酸過多や血液の汚れによる発熱症状がある場合は使用を控える。
※適量であれば基本的に大丈夫ですが、過剰摂取すると腹痛、貧血、めまい、嘔吐、下痢などを引き起こす可能性があります。なので食べすぎは要注意です!!
ガーリックの歴史
- 原産地は中央アジアと推測されるが、既に紀元前3200年頃には古代エジプトで栽培されていた。
- 『エーベルス・パピルス』(紀元前1552年に書かれたエジプト医学についての古文書)には、様々な病気に対するニンニク療法が22通りも記されている。
- 古代エジプトではピラミッドの建設をしていた奴隷にスタミナ源としてガーリックが与えられていた。
- 古代ギリシャや古代ローマでは、強壮作用や薬効のある食べ物として重宝され、兵士や労働者が食べていた。
という感じです。
今現代でも食べたら元気が出てくるといわれているのに、5000年以上も前の人々も同じように食べていたんですね。。
なんか過去とのつながりを感じます。。。
今回はそんなガーリックについての紹介でした!!!