世の激辛好きたちをうならせてきたカイエンペパー(トウガラシ)。。!
なんと熱帯地方全土で200種類以上もあるみたいです。。。
呼び方色々トウガラシ。今回はそんなカイエンペパーについて紹介していきたいと思います!!!
そもそもカイエンペパーとは?
学名:Capsicum annuum(Capsicum frutescens)
別名:トウガラシ(唐辛子)、レッドペパー、チリペパー、チリ、ホットペパー、
科名:ナス科トウガラシ属
原産地:南アメリカ
利用部分:実、種
栽培方法:未熟な緑色の唐辛子は植え付けから3カ月ほどして収穫する。その他のものは完熟してから収穫する。
加工工程:天日で、あるいは人工的に乾燥させる。もしくは生で販売する。
種類は様々あり、ブートジョロキア、ハバネロ、プリッキーヌ、プリックチーファ、ハラペーニョなど多岐にわたります。。!
ちなみにギネスに認定されている世界一辛いトウガラシは「キャロライナ・リーパー」というブートジョロキアとハバネロの交配種だそうです!(2022年5月時点)
ハバネロの10倍の辛さだそうです。。。笑
カイエンペパーの風味
香りはあまりないが、味はマイルドなものからホットなもの、燃えるように刺激的なものまでいろいろある
カイエンペパーはその辛さと同じくらい風味の為にも使われており、チリパウダーや七味唐辛子などミックススパイスの材料としても使われています。。
カイエンペパーの利用法(料理)
カイエンペパーを料理に使う場合にはこんな感じです!
生や乾燥、粗挽きにパウダー、輪切りに糸唐辛子までいろんな形に加工されています。
利用法(料理):インドや東南アジアの米、メキシコの豆やトウモロコシ、南アメリカのキャッサバなど、熱帯地方では主食の味付けにはかかせない。カレーパウダーの辛みや、ピクルスのスパイスに、ペパーソースに、チリオイルやチリエッセンスなどにと大活躍のスパイス。エキスはジンジャービールなどの飲み物にも使われている。
イタリアンでももちろん使っていましたが、これも世界中で使われているスパイスです!
レストランの厨房では、カイエンペパーを触った手で目などに触れてしまい、悶絶する奴が一人は出てきます。笑
カイエンペパーをオリーブオイルに浸けたピカンテオイルは割と常備されていると思います。
カイエンペパーの利用法(薬用)
カイエンペパーを薬用に使うとこんな感じ!!
利用法(薬用):辛み成分カプサイシンを含み、食欲増進や消化不良に対する健胃薬になるほか、末梢血管の拡張作用もあるため新陳代謝をよくするともいわれている。
生のカイエンペパーはビタミンCが豊富です。炭水化物の消化を助ける働きもあり、また強壮剤としても用いられます。
注意点
潰瘍、胃炎、腸炎、消化管の炎症、粘膜の炎症などの症状がある場合は使用を控える。
※大量に服用すると胃や腸の炎症の原因になることがあります。場合によっては少量でも同じ状態になるので注意が必要です。。
カイエンペパーの歴史
- メキシコの遺跡調査では約9000年前から日常的に食べられていたとされる。
- 15世紀にコロンブスがスペインに持ち帰った際、その辛さから胡椒の近縁種と勘違いし、それ以来ペパーという呼び名が定着してしまった。
- その後スペインに征服されたことをきっかけにスペインやポルトガルに持ち込まれ、地中海料理に使われることになった。
- 同時にアジアにも一気に広まった。
という感じです。
いやー規格外の歴史の長さ、、、。
ちなみにその時日本は縄文時代です。。。笑
そんな昔から、人々は刺激を求めていたのか、、、。
今回はそんな刺激的なスパイス、カイエンペパーの紹介でした!!!