スパイス紹介

オールスパイス(Allspice)

一つのスパイスで、シナモン・クローブ・ナツメグの風味を持ち合わせていることから、

この名前が付いた「オールスパイス」。。

その名に恥じず、濃厚で万能なこのスパイスは、

菓子にも料理にもよく合います。。!!!

今回はそんなオールスパイスについて、紹介していきたいと思います!!

そもそもオールスパイスとは?

学名:Pimenta dioica

別名:ジャマイカペパー、ヒャクミコショウ(百味胡椒)

科名:フトモモ科ピメンタ属

原産地:中南米

利用部分:種

栽培方法:高さ9mほどにもなる常緑樹で、夏季に房状についた実を小枝ごとまだ青いうちに手で摘む。

加工工程:人工的あるいはコンクリートの台の上で5~10日間乾燥した後、より分けて大きさ別に等級づけする。

他の熱帯気候の土地でも栽培を試みましたが成功せず、

このためオールスパイスは現在もアメリカ大陸でしかできない唯一のスパイスとなっております。。

現代でも流通しているオールスパイスの2/3がジャマイカ産で、質も良好です!

オールスパイスの風味

オールスパイスはその名前からよくブレンドマスタードと間違われますが、

単一のスパイスです。

クローブ、シナモン、ナツメグまたはメースを混ぜたような、

ピリッとした味があります。。

オールスパイスの利用法(料理)

オールスパイスを料理に使う場合にはこんな感じです!

香味感がクローブ、シナモン、ナツメグと似ているので、

向いている料理も上記のスパイスと似ていると考えて良さそうです!

利用法(料理):ハンバーグ、ロールキャベツ、ソーセージ、ミートソースなど、挽肉料理の臭み消しと風味付けに活躍します。

また、ケーキやジャム、フルーツパイなどに加えると、ほんのり甘い風味が付き、おだやかでありながら引き締まった味になります。

ジャマイカではスープやシチュー、カレーなどにも使われています。

オールスパイスの原産地・ジャマイカの料理で、

ハーブやスパイスを合わせた辛いタレを鶏肉につけて焼いた「ジャークチキン」にも欠かせません。。

オールスパイスの利用法(薬用)

オールスパイスを薬用に使うとこんな感じ!!

利用法(薬用):精油は色々な薬品の香りづけに使われています。

腸など消化器系の病気を一時的に緩和する作用もあります。

芳香の主成分「オイゲノール」には強い抗菌、殺菌作用があり、防腐効果が高いです。

注意点

特に知られていません。

オールスパイスの歴史

  • 中米のマヤ文明では、少なくとも紀元前2000年ごろから、ミイラの防腐剤、関節炎の緩和剤、チョコレート飲料の香辛料に使っていた。
  • カリブ海沿岸地域の先住民も、肉や魚の保存に利用していた。
  • 1494年にコロンブスはジャマイカでオールスパイスを見つけたが、その時にコショウの一種と勘違いしたため、学名ではスペイン語でコショウを意味する「ピメンタ」という名前がついた。
  • 1655年にイギリスがジャマイカを占領し、人工栽培によるオールスパイスの計画的な貿易を始めた。

 という感じです。

クローブ、シナモン、ナツメグと、主要なスパイスの風味をひとつでまかなえてしまう。。

そんなチート級のスパイス、オールスパイス。

当時はスパイスの値段も大変高く貴重な中、

色んなスパイスの風味をまかなえてしまうオールスパイスは非常に重宝がられて、

発見後まもなく世界中へと広がっていきました。

まさにその名前が付けられたのもわかりますね。。

今回はそんな万能スパイス、オールスパイスについて紹介しました!!!

ABOUT ME
td(ティーディー)
元イタリアン料理人。 コロナ禍によって独立の夢断たれる。 紆余曲折を経て、間借りカレー屋として独立を画策中。 スパイスに関しての情報を発信していきます!!